ガルバト:#12の感想

バラエティ

TV放送とYouTube版を視聴した感想。

番組の感想

主な構成は以下の通り

  • パート争奪バトルの結果発表
  • 審査本番まで練習の様子
  • 5次審査本番
  • 合格者発表

パート争奪バトル

勝敗結果については、どのパートも順当な結果だった。Aチームのシモミュウちゃんの勝利も意外性は無い。ユナ・ヒナタは2強だが新グループもこのツートップだけでは新鮮味に欠けるし、このオーディションによるシンデレラ・ガールを作りたいという番組側の思惑が、パート割りの時点で透けて見えたからだ。そして彼女は、その期待に応える成長を見せていたと思う。

審査本番のパフォーマンスは、パート争奪が意味がないと思えるほど、分量に大きな差は無かったように感じる。番組の盛り上げのために行ったのであれば、候補者自身にパートを選ばせた方が、バトルと真剣勝負の要素が強く現れて面白くなったと思う。

練習の様子

先週も触れたが、モモちゃんの肩と腕がカッコいい。

ニコリちゃんパパの出演が、私には今回一番の見所だった(TVのみでYouTubeには登場せず)。これまで彼女のプライベートやバック・グラウンドが殆ど映されなかったので、てっきり今回で脱落してしまうと思っていた。そのため「これは生存フラグか!?」とエキサイトしてしまった。

5次審査本番

ゲスト登場時のリアクションに定評のあるコハルちゃん。今回もCrystal Kayの登場で素の笑顔を見せてくれた。撮影スタッフは間違いなく彼女を狙って撮ってるだろうw。Crystal Kayは、しっかり審査もしていて好感度が上がった。最近は彼女の楽曲をBGMにブログを書いている。

おそらく視聴者全員が思っただろうが、ステージの狭さが気になってしまい演技を集中して観ることができない(^^;)。14名による大人数の迫力や強みも活かせず、ずっとゴチャゴチャしていた印象で残念。

個々で私の目を引いたのは、シモミュウ、ヨシミュウ、コハルの3名。シモミュウちゃんは言うまでもないが、ヨシミュウちゃんが急激に伸びていて驚いた。これまでは地味な印象だったが、今回がブレイク・スルー・ポイントだったと思う。コハルちゃんはNAOTOの講評通り、劇的に表情管理が改善されていた。そして、空手のエピソードで益々興味が湧いた。

合格者発表

今回から順位付けが無くなった。そもそも順位はプロデューサーの心象で決めたものであり、上位ランク者も唐突に脱落するシステムだったので、むしろスッキリした。

一人目に名前を呼ばれたシモミュウちゃんの、自信と喜びに溢れた表情が印象的。

先週の放送内容では、ニコリ・コハルが厳しいと思っていたが、結果はミナミ・マリンが脱落した。この2名は将来、また何処かの機会で世に出ると思う。いよいよEXPG生からも脱落者が現れ、合格者の予想が難しく、そして面白くなってきた。

アイコちゃんの辞退は残念。無理は本当に良くないので、ゆっくり療養して下さい。

今週の佐藤P

脱落者2名との面談が良かった。以前の記事で「プロデューサーと候補生の関係性を映し出して欲しい」と書いたが、今回その一幕が見ることができた。2名ともEXPG生だから尚更かもしれないが、二人の口から「晴美さん」と名前が出るだけで、佐藤Pとの距離感や関係性の一端を覗かせ、この企画とプロデューサーの役割に意義を持たせる事になったと感じた。

次の見所は?

いよいよ次が最終審査。何名が合格(=デビュー)するのかが、最も気になるポイント。おそらく課題発表の際には最終合格者数は公表せず、最終審査のパフォーマンスを見てから決めるのではないかと予想。

以下に、私が最終審査で見たいポイント(=いままで物足りない部分)をまとめ。

マノンちゃんのバック・グラウンド

これまで人間性が見えるエピソードはあったが、彼女の私生活や経歴について詳しい紹介はされていない(はず)。単純にどんな子なのか興味があるし、”未経験者”が何故このオーデションにスカウトされたのか?、とても気になるポイントである。

トアちゃんの奮闘

いま一番厳しい立場にある候補生は、トアちゃんだと思う。歌唱力はさておき、ユナ・ヒナタのようにデビュー経験者の優位性や指導力を見せることも無く、ダンスにおいても突出した存在のコイロちゃんが居るため決して目立ってはいない。これまで既に6年間のプロ活動を経ているため、審査員が「成長」や「自信」を謳っても素直には期待できない。このまま合格・デビューしても「出来レース」と揶揄されそうな危うい立場である。しかしながら、ビジュアルはトップ・クラスであり、ステージ経験も豊富。だからこそ、ぐうの音も出ないほど圧倒的な存在感を最後の審査パフォーマンスで示して、アンチ意見を鎮めて欲しい。

候補者達のステージ映え

これまでの審査では練習着のような服装でパフォーマンスしていた。5次審査では衣装やメイクが施されると、雰囲気や印象が変わる者も居た。もっと大きく華やかなステージやスタジオに立った時、どのように見えるのか?。とても楽しみである。

少し話は逸れるが、コメント欄に「このオーディションは、お金をかけてなくてショボい」という意見を散見する。確かにそうかもしれないが、私は全く気にはならなかった。むしろ、候補生達の素に近い姿の方が見ることが出来るし、終盤で大きなステージに立つまでの成長や化け方に期待が持てるからだ。

候補生達が抱くE-girlsや佐藤Pへの想い

このオーディションのテーマは「E-girlsの復権」であり、それを強く掲げた番組作りをしていた。しかしながら、それについて候補生達の想いや考え、参加の動機などが語られるシーンが全く無いため、このテーマへの重みや厚みが感じられない。放送開始当初は佐藤PやHIRO社長が語っていたが、あまり視聴者の心を掴んではいないように思える。やはり主役である候補生達の言葉や行動こそが、視聴者を熱くさせるだろう。合宿で課題曲「Follow Me」発表した際に数名が見せた涙が、このテーマの意義を最も雄弁に語っていた。候補生の中にはE-girlsやLDHへ、さほど思い入れのない者も居るだろうが、そのような立場の想いも聞いてみたい。

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