ファントミとマジマジョに続き、他のシリーズ作も振り返ってみた。前述の2作はとても沼ったのに、次第に娘も私も飽きてしまった。全話をしっかり見ていないので、まとめて記事にする。
1作目:アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!
「大人気アイドルが実は平和を守る戦士で、人間界を脅かす悪と戦う」というストーリー。リアタイ視聴はしておらす、ファントミの放送終了した頃にU-NEXTで視聴した。
子供向けドラマながら、CGを多用した映像効果、豪華な出演陣、など、結構な費用をかけているよう見えるし、主演の子たちを現実でデビューさせてイベントも開催していたことから、とても高い意欲作だと思う。
どのシリーズ作品においても最も支持を得るのは、やはり初代。この作品も根強いファンがいるようだ。今作でデビューした「miracle2」のMVの再生数は5000万回を超える動画もあり、他作品よりも突出している。イタリアでリメイクされたりと海外人気もあり、動画コメントには外国語も散見する。
このシリーズは、EXPGというダンス・スクールの出身生徒達が、主演の多くを占めているのだが、1作目は女児向け雑誌で出演者を募集したので、2作目以降とは雰囲気が違う。まさに「キッズ・アイドル!」という雰囲気。
4作目:ポリス×戦士 ラブパトリーナ!
ファントミでやり過ぎたせいか、本来の視聴ターゲットであるキッズ向けに原点回帰した印象。衣装やセット、それに主演の子たちの雰囲気も、フワフワの可愛らしいトーンに統一された世界観だった。一方で、マスコットキャラがCGからパペットに変更される、等から「予算削減されたの?」と感じることもあった。さらには、敵キャラクターの魅力が全く無くなってしまったこともあり、放送途中で視聴脱落した。
とても不幸な作品で、当時のコロナ禍の影響をモロに受け、撮影が出来ず中盤からは総集編ばかりの放送になってしまった、イベントも開催できないため、今作でデビューした「lovely2」は殆ど人前でパフォーマンスする機会がなかった。
5作目:ビッ友×戦士 キラメキパワーズ!
「ゲームの世界から現実世界へ逃げてきたプリンセスを守るため、仲間を集めて敵と戦う」というストーリー。コロナ禍の影響による不振が今作も続き、終盤は放送時間を短縮されてしまい可哀想だった。
ストーリーは尻窄みだったが、ゲームをモチーフにした設定や世界観は特撮ドラマとマッチしていて、CGによる映像エフェクトが過去シリーズから格段に進化を遂げていて、視覚的には面白い作品だった。ピンク担当の髪型が今作からツインテールではなくなったのも印象的で、役を務めた沖縄出身の小学生は、まるで小さい安室奈美恵のようで可愛らしい。娘が一番オモチャや関連グッズをねだった作品であるw。
前作ラブパトと今作の主演者で「Lucky2」がデビュー。ファンク調の初代エンディングが好きだった。このシリーズは、”友情”や”夢”をテーマにした歌ばかりで、ド直球の恋愛ソングは意外と珍しい。
6作目:リズスタ -Top of Artists!-
「スターになることを夢見てダンス・スクールに入学した主人公が、仲間やライバル達とダンス・バトルに明け暮れる!」というストーリー。もはや変身もしないし、主演陣も男女混合になるなど、シリーズ作に含めて良いのか躊躇する変貌ぶり。
1年間放送されたが、ラスト3ヶ月は全て再放送という消化試合のような作品で、今作でガールズx戦士シリーズは終了した。コロナ禍がなければ、まだシリーズが続いていたかもと思うと残念であるし、今作の主演の子達にも変身させてあげたかった。
前作キラパワでデビューした「Lucky2」へ、今作主演の女子3名が加入し、奇しくも先輩のGirls2と同じ9名グループになった。
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