サイコ・ゴアマン

映画

2021 カナダ 監督:スティーヴン・コスタンスキ 出演:ニタ・ジョゼ・ハンナ ★4.5

公式サイト

感想

愛すべくおバカ映画。ジャンルで言うとSFホラーコメディなのか?。映倫PG12でゴア描写も多いのだけど、どこかバカバカしくて残酷さを感じさせない。劇中の怪物の愛称が「PG(=Psycho Goremanの略)」なのは偶然なのか狙ってなのかw。

映像表現も凝っていて、子供の頃に見ていた日本の特撮番組のオマージュを感じる。着ぐるみ感たっぷりの怪物、チープで独特なエフェクト、ストップモーションみたいなCG、荒い画質、それらがなんだか懐かしくて微笑んでしまう。予告ムービーも完全に寄せている

怪物以上にクセの強い人間家族たちが魅力的で、傲慢な主人公少女、実はどうかしているパパとママ、唯一まともなんだけど名前すら覚えてもらえないお兄ちゃん、序盤にパパの言った「一番怖い生き物は人間だ」というセリフが伏線になっており、むしろ異形の怪物達の方が常識的に見えて滑稽だ。

オマケ

本作の製作陣「アストロン6」の過去作も面白そう。きっと何作か追いかけるわ。

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