スター・ウォーズ:アコライト

映画

2024 アメリカ 出演:アマンドラ・ステンバーグ ★2.0

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あらすじ

エピソード1の約100年前であるジェダイ全盛期を描いた作品。ジェダイ・マスターが何者かに殺害され、元パダワンのオーシャ・アニセヤに疑いがかかり捜査の手が及ぶが…。

感想

「ジェダイ全盛期の物語」ってことで、魅力的なジェダイの登場を期待して視聴したのだが、そんな期待を大きく外れたガッカリ作品だった。登場するジェダイ達は実力も弱そうで魅力が乏しいメンツばかり。

まず、1話冒頭から登場した女性ジェダイ。いかにもSWらしい辺境のバーで暗殺者と戦闘が始まるのだが、「カンフーアクション?」って感じのSWとはミスマッチな世界観の戦闘シーン。最後の決着も見えすいたフェイントで暗殺者やられてしまう女性ジェダイ。「え…弱っw」。

今作におけるジェダイの強さを懐疑的にさせる印象で始まったドラマシリーズだが、最終回まで魅力的な戦闘シーンが見られることはなかった。他のジェダイも保身に走る人格性の乏しいヤツが多いし、ヴィラン側のキャラにも魅力はなく退屈だった。

冒頭の戦闘シーンが終わると宇宙船内にシーンが切り替わり、暗殺者と同じ顔の女性がメカニッククルーとして登場。「彼女が今作の主人公らしいが、さっきの暗殺者と同一人物に見えないな…?」という謎を生じさせる展開にワクワクした。「さては手の込んだ時系列トリックか!」と考察を巡らせながら視聴を続けたのだが、「主人公は双子だった」という手垢まみれの設定が早い段階でネタバレすると、視聴意欲がすっかり萎えてしまった。

役者については、黒人やアジア系などの有色人種の起用が目立ち、白人が多く出演していたこれまでのシリーズの世界観に触れていた者からすると違和感を覚え「またポレコレ配慮か…」と余計なノイズが走る。

でも、主人公の”アマンドラ・ステンバーグ”は、とても可愛くて気に入った。作品に魅力はなかったが、この人のおかげで最後まで見続けることができた。他の出演作も追いかけたい。

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