フォーガットン

映画

★★☆☆☆ 2004 アメリカ 監督:ジョセフ・ルーベン 出演:ジュリアン・ムーア、ドミニク・ウェスト

あらすじ

飛行機事故で息子を亡くしたショックから立ち直れない母。ある日、写真やビデオに日記など、息子が存在した記録が全て無くなり、夫や知人の記憶からも消えていた。息子が存在した事実すら消えてしまい…

感想

劇場公開当時、予告CMがとても面白そうだったので会社帰りに同僚と観に行った作品。期待通り前半は面白い。しかし、後半で事件の真相が分かると急にシラけてしまい、結末もおざなりだった。改めて視聴したが印象は変わらず、残念過ぎて記憶に残る映画。

序盤はミステリー

序盤は、息子を亡くして大きな喪失感から立ち直れない母の生活が、ジュリアン・ムーアの説得力のある演技で描かれる。消えた息子は本当に実在したのか?、それとも主人公の精神疾患のせいか?、どちらが真実か分からないまま話が進み、様々な予想を張り巡らしながら視聴を楽しめた。

中盤は陰謀論サスペンス

協力者に相談中「息子は拉致された!」と唐突に主張する主人公。すると途端に怪しい者たちに追われ始める。「え?、急にどうした?」

主人公が息子の存在を信じる気持ちは分かるが、陰謀論を主張する根拠も満足に描かれていないし、”拉致”にまで発想が飛躍する理由も分からない。劇中の協力者のセリフである「結論を急ぐな」と言いたい。

映画のテイストもガラリと変わるので、気持ちの整理がつかないまま話が進む。そして、わりと簡単に陰謀を企てる組織の仲間を捉え、情報を引き出そうとすると…

”人間が空へ掃除機のようにヒュンっと吸い込まれる”。「はぁ?」

最後はSF

唐突にSFシーンを見せられ、混乱した頭を整理しながらも視聴を続けると、映画はまるでXファイルのような雰囲気に。主人公の味方をしてくれる警官が現れ、陰謀の解決編に進むと思った途端、警官も”空ヒュン”の餌食にw。

結局、息子消失の原因は”宇宙人の実験”だったことが分かる。それも敵の方から丁寧に説明してくれる形で。とても期待させてくれた前半のミステリーの回答が、”宇宙人のせい”だったので、かなりシラけてしまった。前半に意味あり気な上空の雲を移すカットはあったけど「そんなのアリかよ」と呆れた。

終盤はストーリーなんてどうでも良くなり、次の”空ヒュン”を欲しがってしまう自分に気が付いた。最後にもう1発リクエストを叶えてくれて多少はスッキリしたが、”空ヒュン”で色んなことが誤魔化されているような気がするw。

最後は、母の愛で宇宙人に勝利し、息子も無事に帰ってきて、メデタシメデタシw。

★は1つにしようと思ったが、”空ヒュン”効果で2つにした。

コメント

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