2000 アメリカ 監督：クリストファー・ノーラン 出演：ガイ・ピアース ★3.0
感想
オススメ映画には必ず挙げられるが観る気が起きなかった作品。私は「伏線回収がスゴい！」とか言われると逆に観る気が失せてしまう。ちなみに「予測不能などんでん返し！」とか「泣ける！」も同様に萎える。でもクリストファー・ノーランは好きなので通過儀礼として鑑賞したみた。
なるべく予備知識を入れずに見始めたため、映画の構造（時系列バラバラ系）を理解するのに１５分くらいかかった。謎解き要素も強くて最後まで集中して考えながら観ていないと置いていかれそうになる。「なるほど、そういうことか〜」とは思ったが、コレ面白いのか？。
「なぜ主人公は服を交換する必要があったのか？」
全体的なストーリーは分かったような気がしたけど、この疑問だけが最後まで解決できなかった。答え合わせに２度目も鑑賞したけど理解できなかった。他のレビューサイトを読んでも強引な解釈としか思えない考察ばかりで、視聴者へのトリックのためだけ服を着替えているように思えて、それが違和感となり楽しめなかったのだと思う。
とはいえ、このように視聴者に考察させる時点で、まんまと製作者の術中にハマったのだろう。確かに１度は観ておくべき映画であることは間違いなかった。
オマケ
最も好きなクリストファー・ノーラン作品は「インター・ステラー」。ちょっと長いけど何回観ても飽きない。
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