1995 アメリカ 原作:スティーヴン・キング 監督:トム・ホランド 出演:デヴィッド・モース ★3.0
あらすじ
ロサンゼルスからボストンへ向かう旅客被告機の中。眠っていた数名を除く乗員乗客が忽然と消えてしまった・・・。
感想
深夜にボーッと見るのに丁度良いSF作。
名作が多いキング作品でも、冒頭の展開やシチュエーションは良いが後半から尻窄みになってしまう事も少なくないが、この作品は終盤まで一定の緊張感が保たれていて最後まで飽きなかった。
なんだかよく分からないがヤバそうなピンチを、なんだかよく分からないSF理論で乗り切ってしまう、相変わらずのキング節なのだが、ある程度の説得力は持たせつつ、笑えるツッコミどころも残すやり口は『キン肉マンゆで理論』に通ずると思った。
オマケ
かなり昔に見た時は気にも留めなかったが、デヴィッド・モースが主演していて少し驚いた。好きな俳優の一人で脇役に突然登場してくると「オッ」と身を乗り出して見てしまう。警官、軍人、看守などの職業制服姿の印象が強いが、今作のパイロット役もよく似合っていると思った。彼のような渋くて逞しいオジサンになりたい。
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