仕事を休職して間もない頃は不眠症が続いていました。娘を寝かしつけた後、ずっと朝まで「うつ病の治し方」や「休職中の過ごし方」などを情報収集していました。
最初は「いつまで休もうか?」とか「どうやって復帰しようか?」という事ばかり考えていましたが、次第にもっと長期的なことを考えるようになり、「自分はどんな人間か?」を見つめ直し「今後どんな人生にしたいか」を思い浮かべました。
考えたことをノートに書き出すと、ぼんやりとしていた理想や目標に輪郭が現れた気がしました。今もこのノートをたまに見返したり更新しています。具体的な事はこの記事には書かないですが、簡潔に表すと・・・「”仕事に合わせて生活する人生”から”生き方に合わせて働く人生”に変えたい」という理想であり目標でした。
両親が他界して介護生活から解放され、二人目の子どもは作らないと夫婦で決めていたので、私の残りの人生で最低限やるべきことは「住宅ローンを払いながら一人娘を成人まで育て上げる」だけだと気がつきました。これだけでも長くて難しいミッションではありますが、課題が明確になることによって肩の荷が降りて目の前に道が拓けたような気分になりました。
それらの目標を実現するためには、何をしなければならないか突き詰めて考えると「健康」と「お金」。この2つのテーマに絞られました。細かく言えば人生おいて他にもたくさんの問題が有りますが枝葉のようなものだと思います。
「健康」については、うつ病との向き合い方を改め、食事などに気を使うようになりました。「お金」については、色々な勉強をはじめました。仕事は休んでいるし住宅ローンも残っているし、課題は山積みです。それぞれのテーマの詳しい事は、また別の記事にまとめようと思います。
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