中学生の頃からお笑い番組が好きで10代の頃はTVに夢中だった。就職してからもお笑い番組だけはチェックしていたが、子供が産まれ生活が激変してからは、M-1やKOCなどの賞レースぐらいしか見なくなっていた。
その代わりに楽しみになったのがラジオで、通勤途中や家事をしながらradikoを聴くのが習慣になっていた。10代の頃によく聴いていた”伊集院光の深夜の馬鹿力”を皮切りに、芸人のラジオ番組を中心に聴取番組を広げていったが、”佐久間宣行のオールナイトニッポン0″は、伊集院光がゲスト出演する回をきっかけに聴き始めた。
ゴッドタンなどで知られるTVプロデューサーなのだが、彼の関わる番組は殆ど見ていない。しかし、ラジオ番組はもう5年ぐらい聴き続けている。芸人のようにウケを狙い過ぎないホドホド面白いトークが、何かをしながら聞き流すには丁度良いのだ。そして長く聴いていれば当然、彼の作る番組ではなく彼本人の人間的な魅力に惹かれていく。
お笑い好きの友人からの誘いを受け、10/27に横浜アリーナにて行われた番組企画のライブへ行ってきた。その友人とは、ゴッドタンのマジ歌ライブ、オードリーの東京ドーム、そして今回で3回目の同伴だ。彼とは15歳からの付き合いで、学生の時はよく”ガキ使”や”笑っていいとも”などの話をすると「今後、番組観覧に応募しようぜ!」とか言いながら結局は実行しなかったが、すっかりオジサンとなった今になって一緒にお笑いを観に行けるのは、とても幸せなことだと思う。
ライブの感想はというと、レポート禁止とのことなので内容について詳しくは書かないが、とても良かった。過度に派手な演出はなく、ゲストも2名だけで深夜ラジオのトーンそのままで、それが心地良く3時間があっという間に過ぎて終わっていた。
最後のトークパートである大学時代の後輩のお別れ会のエピソードは心にグッとくるものがあった。私自身も最近、新卒で同期入社した女性が乳ガンで亡くなったことを知り、それを契機に古い友人知人に久々に連絡をして会いに訪ねると言う事をしていたので、彼のトーク内容が私の近況に重ね合わさって、ちょっと感動してしまった。
ライブ後は、友人と夕食をしながら感想や自身の近況報告をして解散。面白いだけでなく、元気をもらった1日になった。
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