ハウスメーカーを選定しながら、地主代理の不動産屋と借地契約の話し合いも進め、ついに更新料と建替承諾料の金額が決定し、先方が主張していた過去の契約期間の追徴分についても請求はしないとのことで決着した。
不遜な振る舞いだった不動産屋のオヤジも、金を払う意思を示すと「XX様のご希望に添えるようにと地主様にも仰せつかっております」と、手のひらを返したように態度が変わった。でも、このオヤジは決して気を許してはいけない。
なぜならば、金額の最終確認の際にも以前に提示よりも高い金額をしれっと要求してきた。もっともらしい計算式を添えた見積書も添えて。このやり方には心底、頭に来た。メールの交渉履歴を見せて「以前の提示金額と違うのは何故だ!?」「以前は見積は作れないと言ってたのに、なぜ今回は作れるのだ!?」と質問すると、「XX様の仰る金額で結構です。」とだけ言い説明すらも逃げた。こいつ本当に大丈夫かよ…と先を心配した。
いよいよ地主と契約の段階になり契約料を工面していると、母から援助の申し出があり下記の通りとなった。
・借地の更新・建替承諾にかかる費用は両親が負担。
・建物の建築工事は私が全額負担。
・契約更新後からは、毎月の地代は私が負担。
両親にお金を出してもらうのは心苦しかったが、これから抱えるであろう多額の住宅ローンの負担が少しでも減ると思うと、とても心強い援助だった。
契約書を取り交わすにあたり、こちら側の契約者の名義は父にした。「更新費用は両親のお金で支払うため、父の顔を立てた」という理由ではない。ほかに理由があったからだ。
更新前の契約者である祖父は、かなり前に他界済み。しかし支払いをしている実質的な借地人は父である。今後の支払いは私がする予定だったが、「借地権」というモノが相続や生前贈与の対象になるのか分からなかったのだ。この問題についてはハウスメーカの担当や無料相談の弁護士に聞いてみてもハッキリとした回答は出ない。グレーというか、ケースバイケースというか・・・。という訳で、無難に父の名義で契約更新した。
地主側の権利も複雑になっているようで、先代の地主が亡くなった後は権利者が奥様、長女、次女の3名が権利を有しており、それぞれの承認・契約が必要になった。しかも奥様は痴呆症のため老人ホームに、一方の娘は海外住んでいるので、書類の取り交わしもかなりの時間がかった。
面倒な事ばかり続いたがm無事に借地契約を終えることが出来た。しかし、この権利の複雑さのせいで住宅ローンの審査の際にまた苦労することになった。
続く。
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