新居引き渡しの際に、ハウスメーカーと打ち合わせで以下の未完了事項の確認・催促をした。
- 鍵の不足
- 洗面台のスキマ埋め
- 完成図面の提出
これらが完了したのは、引き渡しから約1年後だった。
鍵の不足
一軒家となると玄関扉の他にも何種類か鍵がある。内部屋の扉、エクステリアの門扉、設備機器の蓋、などなど。それら複数の鍵は直接渡されることなく、引き渡された家の中のアチコチに無造作に置いてあった。何が何処の鍵かも書いてないので、自分で1箇所づつ確認したのだが、内部屋の1つに鍵が見つからない扉があった。
家中を探し回っても出てこないので、ハウスメーカー側に催促。「用意して、後日お渡しします」との回答をもらったが、なかなか連絡は無かった。それから待つこと凡そ3ヶ月、施工監督から「つい先ほど、ご要望の鍵を届けました。」というメールが夜間に来たので確認すると、30cm四方ほどのダンボールが玄関前に置かれていた。
当時はコロナ禍以前で置き配という習慣もないため「鍵を外に置いておくなんて物騒だな…」と思いつつ、ダンボール箱を持ち上げると2kgぐらいの重量感の驚き。「鍵にしては、やけに重たいな…」と疑問に思いながら開封すると、中身は錠前1式だった。鍵だけでは手配できないから錠前ごと1式手配したと思われるが、その辺の説明も無く、おまけに錠前の交換作業も私自身に押し付ける形にされた。扉から錠前を分解して再設置なんて、出来ない人も多いぞ…。
洗面台のスキマ埋め
洗面台と、その横の壁に3cmほどのスキマがあった。洗面台に合わせて設けた造作壁なので、ピッタリになるハズだったが上手くいかなかったようだ。私は特に気にしなかったが、施工監督が自ら「補修させます」と申し出たので、対応を依頼した。
ところが、補修の予定連絡が全く来ない。引き渡し3ヶ月後の定期点検があったので、この件を確認すると「すみません。支給対応します。」と言われた。
ところが、また数ヶ月が経っても施工監督から連絡が来ない。もうすぐ1年点検が迫っていた時期だったので、終わらせておきたいし「瑕疵期間が過ぎたら対応しない」などと言われたら癪なので、施工監督ではなく営業担当へ、やんわりクレームを入れた。すると数日後、お詫びと工事に来てくれた。
完成図面の提出
引き渡しの際に「施工後写真をまとめてから完成となるので、提出までお時間をください」と言われていた。無くても困る物ではないし、施工監督も忙しそうだったので催促はしなかった。ところが1年近く経っても提出されない。
上述の洗面台の件と合わせてコレも指摘すると、営業担当は平謝り。その数日後に提出された。
私も施工管理の仕事をしていたので忙しい立場は理解できるが、1年も放置はダメだよ(^^;)。
これで、ようやく全ての引き渡しが完了した。
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