白い刻印

映画

1997 アメリカ 監督:ポール・シュレイダー 出演:ニック・ノルティ ★3.0

感想

全く知らない映画だったが、タクシードライバー脚本のポール・シュレイダー監督作だったので観てみた。

田舎街で起きた銃暴発による死亡事故に、事件性を感じた主人公が捜査を進めていくと・・・。

なんだかアメリカのドラマや映画にありがちなスタート。「どうせツインピークスやウインドリバーみたいに街の住民ぐるみの犯罪が明るみになっていくんでしょ!。なんて思っていたら、後半からは捜査の進展はなく、事件そっちのけでストーリーは主人公の家庭事情やトラウマエピソードへシフトして破滅的なエンディングへ・・・。「おいおい、事件はどうなったんだよ?」と思っていると、そもそも主人公の勘違い(深読みし過ぎ)で、ただの事故だったという始末。

ものすごい肩透かしを喰らった。ある意味「どんでん返し系映画」なのかもしれない。

主人公の父親がクズ具合が妙にリアル。やっぱり家庭内虐待は絶対ダメ!。

オマケ

主役のオジサン「どこかで見た事あるな〜」と思っていたら、『48時間』の人だった。懐かしくて見返したくなった。出来れば下條アトム&玄田哲章の吹き替え版で。

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