ハウスメーカーや銀行との契約が終わると、間取りや仕様を詰めていく作業に入った。工期的に急いでFIXする必要があり、仕事帰りにハウスメーカーやショールームへ訪れて23時ごろまで打ち合わせする日々が続いた。
ショールームを見学するとテンションが上がって「アレも良い、コレも良い」となり、ついつい”仕様変更”や”オプション追加”をしてしまう。その結果、契約時の見積から大きくUPしてしまった。
間取り
延床面積約180m2、3階建、1階は親世帯・2,3階は子世帯の完全分離型の2世帯住宅
- 1階:LDK(6畳)、寝室(6畳)、和室客間(4.5畳)、風呂・トイレ
- 2階:寝室(8畳)、防音室(6畳)、多目的室(12畳)、トイレ
- 3階:LDK(22畳)、風呂・トイレ、バルコニー
外壁
サインディングよりも価格は上がるが、パナホームならではのキラテッタイルを選択。様々な種類があって迷っていたが、リリースしたばかりの新タイプが、お試し価格で提供されていたので採用した。

玄関
敷地が商店街に道路に面しているため、視線を避けるために玄関は正面ではなく、側面に設けようと考えていた。ところが、妻が風水的にどうしても側面はイヤだと言い出し、正面への変更を渋々承諾した。
準防火地域に在るので玄関は防火ドアにする必要があったのだが、玄関を配置した敷地中央部は非防火ドアでもOKらしく、10万円近くコストカットできた。
LDKと水まわり
当初は2階に配置する予定だったが、窓の眺望を気にして3階に変更した。隣家と近距離で接しているが、出来るだけ窓やカーテンを開放して過ごしたいからである。
お風呂を最上階に配置したのでシャワーの水圧が下がらないか気にしていたが、実際に使用してみると全く問題なかった。今は、高齢になった時に階段の上り下りができるか心配している。
L字型のリビングには、パーテションドアを追加して部屋を仕切れるようにした。来客時に見られたくないモノを隠せたり、使い勝手が良さそうだ。これは約10万円程度のUPだった。

キッチン
最も出費が膨らんだ仕様変更がキッチンだった。
身長が高めの妻も希望により、天板位置が標準から5cm高い仕様の変えた。ガスコンロは、グリルを使う事がない上に掃除も面倒なので、グリル無しタイプへ変更した。
メーカーから集中購買している商品ではないため、100万円近くもUPした…。かなり大きな出費だが、何十年も毎日使うことになる設備なので思い切って決断した。
多目的室
2階に12畳の部屋を用意した。当面は夫婦の趣味の部屋として使い、もしも子供が二人産まれたら分割して子供部屋にしようという考えていた。
現在は「子供の遊び場」と「物置」と「私の書斎」になっている。
防音室もどき
私も妻も楽器演奏が趣味で、近所のカラオケBOXに通い練習することが多かった。家で気兼ねなく練習したいし、自宅スタジオなんて作ってみたいと夢を見ていた。しかし、パナホームはそもそも自社で防音室は作れないそうだ。本格的に専門業者へ依頼すると相当の費用がかかるので、近所迷惑をかけない程度に、防音ドア、窓無し、タイルカーペット、などの簡易な仕様変更にした。
細かい調整と確認
窓の配置場所や、照明・コンセントの位置、床や壁紙の色など、細かい確認も多かった。特に電源コンセントは、住んでから「ここにも欲しかった!」と思うことがあるので、よく確認した方が良い。TVや電話・LANのコンセントも同様。
我が家の場合、クローゼット内に電源コンセントを追加し、掃除機やスマホ・タブレットを収納したまま充電できるようにした。
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