6/28に東京ガーデンシアターで行なわれたGirls2のライブ。今回は娘と二人で参加してきた。
東京ガーデンシアター
Girls2の東京でのライブ会場として定着した東京ガーデンシアター。私に足を運ぶのは今回で3回目だろうか。最寄駅からも遠くないので子ども連れにも優しい。2階の客席に着くなり「去年の代々木体育館と比べると、やっぱり小さいな」と感じてしまった。私はこの規模感が丁度いいし、円形舞台ではなく常に正面から全員のパフォーマンスが見える方が好きだ。しかし、いつかアリーナで活躍する姿も見たいので、楽しみにしている。
安定した高いパフォーマンス
キャリア6年目になったこのグループのライブ・パフォーマンスは、とてもつもない安定感だった。1stライブから観続けてきて、その中には「ちょっと辛そうだな」とか「もっとこうすれば良いのに」と感じた場面もあったが、今公演ではそのような不安や不満は一切感じさせない内容だった。
難易度の高そうなフリ、次々と変わるフォーメーション、いつも絶やさない笑顔、これぞGirs2。昨年の代々木体育館でのライブ経験が、自信となってパフォーマンスに表れているように感じた。それに気付くと、やっぱり舞台が小さく感じた。
特に百花ちゃんの歌唱には絶対的な信頼感がある。もちろん音源も良いが、生のライブでも頼もしい存在だ。昨年の公演では喉の不調があり少し心配だったが、今公演は本領発揮していたと思う。残念ながらバラードを聴くことは叶わなかったが、ダンス曲でも彼女の美声は充分に堪能できて、ゾクゾクする瞬間が何度もあった。
特に印象に残った場面
Bye-Bye-Bye
“電飾を施した派手な扇子”を使った演出を披露。発売当時から「なんか、90年代の武富士CMっぽいな」と思っていた楽曲。この演出によって、平成バブル感がマシマシになって楽しめた。
銀河鉄道999
CDにも収録されておらず、音楽番組で1度だけしか観たことがない曲だったので、ライブで観る事ができて嬉しかった。しかもTVパフォーマンスの時よりも何倍もカッコよくなっていた。ぜひ音源化してほしい。
LET ME DANCE
タイトルを伏せて「新曲を初披露します」という紹介から始まった曲。てっきり多くの観客が先行公開された「さくら、届け」だと思っていたので、曲が始まると客席がザワついていた。過去最高にエッジが効いた音源と激しいダンスを見せつけて、曲が終わると大きな歓声が沸いていた。早くダンスビデオを見たい!。
ソロ・コーナーのダイジェスト映像
今回のツアーでは各公演毎で異なるメンバーのソロ・コーナーがあり、そのダイジェスト映像がアンコール幕前に流れた。これは全て見たい!。円盤には収録されるのだろうか…。特に來亜ちゃんのソロ歌唱が観たい!。
ゴリエちゃん登場
この日、一番の盛り上がりだった。本編ゲストのキティちゃんが霞むほどw。モニター映像にゴリエちゃんが登場すると会場中がどよめいていた。その流れのまま彼女(?)が舞台に登場すると客席は大盛り上がり。”桃色片想い”と”ペコリナイト”を披露してくれたがMCが面白くて、そっちの記憶ばかり残っているw。
アンコール幕前の声援
お客さんによるコールが「ガールズ・ガールズ!」派と「アンコール!」派の勢力に二分する光景が、スッカリお馴染みとなった気がする。以前は統一感に欠けるので嫌な気がしたが、最近はどちらが勝利するのか楽しみになってきた。今回は本編の幕が降りた直後に速攻でコールを開始した「ガールズ・ガールズ!」勢の勝利だった気がするw。
ライブ会場で見かけるファン層は、私達を含めて女児連れが多いし、男性一人客も多い。しかし年々、20〜30代の女性層も増えているような気がするし、私たちの客席付近では外国人カップルも見かけた。この調子でどんどんファン層が広がっていくと期待したい。
ほどよい距離感のMC
特に初期のライブMCでは、話し口調が丁寧すぎて距離を感じることがあった。それはそれで好印象でもあったが、ライブにまで足を運ぶファンには、もっと砕けた会話をしてほしいと思う事が多かった。しかし今回のライブでは、そう思わせる事は全く無くなりMCでも楽しませてくれた。百花ちゃんが爪を落とした件とかw。
「寄り道」は伏線だった?
エイベックへ移籍して新曲CDを発売することが発表された。1年近くも新曲が発売されない状態だったので少し心配していたが、この発表で安心した。ソニー最後のタイトル曲「寄り道」の歌詞「寄り道しよう、上手くいくはず」は、少しだけ待たせることになるファンへの暗示のように思えた、そういえば、この「寄り道」は今公演で観れなかった…。
総評:今後の活動にも期待して、応援を続けようと思えるライブだった。
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