20XX年。
脳梗塞を発症した父の介護生活が少し落ち着き始めたところ、4年ほど交際していた彼女と結婚を決めた。すでにお互いの両親には既に挨拶済みだったので、報告をするとスムーズに事は進んだ。
いわゆる「よくある結婚式と披露宴」は挙げなかった。挙式をしても私の父は参加できないし、そもそも妻も私も結婚式には興味や憧れが薄く、「披露宴にお金をかけるよりも新婚旅行にお金をかけたいね」と意見が合い、新婚旅行先の海外で二人だけの結婚式と写真撮影を行った。その後日、趣味の音楽を通じた共通の友人・知人を招いたライブ・パーティーを行った。
仕事も多忙な上に介護中の親を持つ私と結婚してくれた妻には、今も感謝している。
その頃の住まいは、私は実家を出て都内の賃貸マンションで結婚前から妻と同棲していた。入籍を機会に引越しを計画していたが、「いつかマイホームを建てる」なんて事は二人とも全く考えていなかった。
入籍して間もなく隣の県に引っ越し、やはり賃貸マンション住まいだったのだが、ある事件をキッカケに”マイホームの建築”を検討することになった…。
続く。
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