2019〜2020 総監督:三池崇史 出演:菱田未渚美、山口綺羅、原田都愛、石井蘭 ★5.0
あらすじ
女児向け特撮ドラマ『ガールズ戦士シリーズ』の第3弾。正義の怪盗『ファントミラージュ』は、怪人にされた人たちから「イケない心」を“ちょーだい”して街に平和を取り戻すのだった。
感想(というか思い出)
娘がUーNEXTで久々に”ファントミ”を見始めた。娘も私もお気に入りの作品だったので、思い出と共に振り返ってみた。
ファントミは日曜日の朝にTV放送されていた。仕事が休みの日に「娘が気に入りそうなTV番組、やってないかな〜」とザッピングしていると偶然見つけ、10話辺りからリアタイ視聴していた。
そして、この番組がキッカケで主題歌を務めた『Girls2』にもハマってしまい、今でも親娘でライブを観に行っている。
子供向けを装う「良質なパロディ・ドラマ」
見た目通り完全に子供向けドラマなのだが、大人の私も毎週楽しみに見ていた。子供と一緒に視聴している大人に向けたネタが随所に盛り込まれており、それらを探すことが楽しみになっていた。シリーズ3作目になったせいか制作側の遊び心が加速し、放送後半はメタ目線や子供は置いてけぼりの「悪ノリ」とも言えるネタが増えていたと思う。
- ファントミの正体を追う学級新聞の記者「文秋くん」(週刊文春)
- アニメ映画監督「ナガサキ ハヤト」(宮崎駿)、そのファン「カゼタニ チヒロ」(風の谷のナウシカ、千と千尋の神隠し)
- ライバルのダンスチームが「双子みたいなダンスコンビ:マナミ・カナミ」(三倉茉奈・佳奈)、「タカムロ ルリエとスーパ・ファンキーズ」(安室奈美恵withスーパー・モンキーズ)
- 劇中カップルが「太賀愛と早乙女誠」(梶原一騎:愛と誠)
- 敵ボスが封じ込められているのが炊飯器(ドラゴン・ボール:ピッコロ大魔王)
例を挙げるとキリがないが、こんなネタに気が付く女児は居ないだろう。
超豪華なゲスト俳優
主人公の父親役は斉藤工、母親は酒井若菜、他にも伊藤沙莉、加藤諒、六平直政、など、売れっ子やベテラン俳優、お笑い芸人が多数ゲスト出演していて、これも楽しみだった。その中でも小栗旬は重要な役で何週に渡って出演していたのが驚き。みんな友情出演だったのかな?。
mirage2
主演を務める4人は、正にお人形のように可愛らしい容姿なのだが、それだけではない。主演4人は「mirage2」というユニット名でエンディング曲も歌っている。曲調やルックスからして「キッズ向けのアイドル」だろうなと最初は思っていたのだが、YouTube公式チャンネルのダンス動画を見て驚いた。びっくりするほどダンスが上手い。それもそのはず、EXILEを擁するLDH主催のオーディションで集められたようだ。
このダンス動画を初めて見たときは、冒頭から「ヒジ、何回転すんだよ!」と思った。
演技の方は「子供に向けた分かりやすい芝居」なのだが、サキ役の山口綺羅ちゃんのコメディエンヌぶりが突き抜けており、放送が進むに従い益々面白いキャラになった。
番組終了時は、”ロス”状態に…
放送中に映画化も決まり、それに合わせてTV放送期間が3ヶ月も伸び、特撮ドラマとしては異例の人気だったようだ。
最終回を迎えた頃には、”ロス”状態に襲われるほど私にとって大きな楽しみになっていた。娘もいまだ大好きで5年経った今でも、当時買ったファンブックを頻繁に読み返している。
私たち親娘の興味は、このままシリーズ次作である「ラブ・パトリーナ」へ移ると思いきや、前作の「マジマジョ・ピュアーズ」の方にハマることになったのだが、それはまた別の記事に。
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