家を建てるまで 15:地盤補強工事

住まい

地盤調査

ハウスメーカーへ見積依頼すると無料で地盤調査をしてもらえた。複数の会社に依頼したが、どの会社の調査結果も「地盤が弱い」とのこと。地上から下5mまでは腐植土の層になっておりズブズブの状態らしい。

予測の範囲内ではあった。実家の近隣一帯は大昔、沼地だったと聞いていた。近所の小学校も建替工事の際には、かなり大掛かりな地盤補強が行われていた。私の幼い頃には、大きな台風が来ると近くの排水路が氾濫して、床上浸水することも珍しくなかった。

追加費用が発生

建築工事費の見積明細には「地盤補強費用」が含まれている。地盤調査の結果を踏まえた上で算出しているが見積条件には「着工してから追加請求する可能性がある」との記載されていた。解体工事後に実際に地面を掘ってみなければ本当の状態は分からないということだ。しっかり補強工事すれば地震などの心配は無いのだが、追加費用が発生した場合に一体いくらUPするのだろうか?という不安を抱えていた。

不安は現実になった。基礎工事が始るとハウスメーカーから「杭を打つために地面を少し掘るだけで水がドンドン湧いてきて、思うように工事が進められない。」という報告が来た。その少し後に、対策方法の説明と追加請求の相談も来た。その費用は約300万円。

建築工事費以外の様々な諸費用によって銀行預金が残り少ない状態だったので、とても痛い出費だった。住宅ローンの融資額を増やす手続きを進めようとしたが、ハウスメーカーとの協議の結果、ハウスメーカーが3分の1を折半する形となり、なんとか追加融資せずに収まった。

井戸が出てきた

さらに工事が進んだある日、ハウスメーカー担当から「大至急連絡が欲しい」という留守電が入っていた。折り返して用件を聞くと、地面を掘っていたら古い井戸が出てきたとのこと。「だから何?」と思って続きを聞くと、「井戸には神様が居て無闇に処分すると祟り(事故)が起きる」という伝承があり建築業界では忌み嫌うらしいのだ。

このまま撤去作業を進めるか?。工事を一旦中止して”お祓い”をするか?。

二択を迫られた。当時の私は、追加費用の工面で頭がいっぱいで、工程もかなり遅れている状況だったので、「そのまま撤去してください!」と即答した。

解体工事後に地鎮祭を行ったおかげか、幸いにも現在まで祟りや心霊現象事は起きてない。きっとこの先も大丈夫だろう。

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