生活

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母の一周忌法要を終えて

母を看取ってから一年が経ち、一周忌の法要を行ないました。とても天気の良い暖かな冬の日で、お寺の境内は枯れ木ばかりでしたが、ところどころに咲き始めていた梅の花が目に入ると、昨年の満開の桜の下で納骨をした49日法要を思い出しました。参列者は私と...
お金

確定申告 2024

新卒入社からずっと会社員だった私が初めて確定申告をしたのは、家を建て替えた年だった。住宅ローン控除の初年の申請手続きで税務署を訪れた。今年は初めてネットで確定申告をしたのだが、例年と異なるのそれだけではない。昨年は休職していたため、給与所得...
生活

アルバイトを始めた

退職日の翌日からアルバイトを始めた。本来ならば失業手当を受給することも出来たが、もう1年も休業手当の受給生活を続けていたため、体を動かして労働をしたいという意欲が勝ってのことだった。家から自転車で約6〜7分ほど、歩けば20分ほどの場所にある...
住居

遺品整理(4)残土処分に困る

遺品整理で最も苦労したのは「土」だった。バルコニーには家庭菜園用の大きなプランターがいくつも残っており、その処分に頭を悩ませた。プランターの植物は、主の母が体調が悪くしてからは世話をしていなかったので、手を付けた時は既に殆どが枯れていた。そ...
住居

遺品整理(3)姉弟摩擦

両親の死後、遺産と呼べるようなモノは無かったので相続の争いはなかったが、遺品整理を巡っては速やかに行いたい私と、ゆっくり思い出に浸りながら片付けたい姉の間に、摩擦が生じた。我が家は玄関から全て完全分離した2世帯住宅で、建築当初から父母が亡く...
住居

遺品整理(2)着物や洋服

意外と処分に苦労したのは両親も衣服類。クローゼットに入りきらないほど大量の衣服が有り、衣装ケースも山のように積まれていた。何年も来ていない服や、とっくに亡くなっている父の物まで残っていた。かなりの量だったので迷わずポイポイ捨てていると、姉か...
生活

開業届を提出

会社を退職後すぐに税務署へ開業届を提出してきた。これで私も個人事業主へ仲間入りか。目的今年の確定申告は白色申告だったが、来年は青色申告できるように提出した。副業にしていた不動産所得が青色申告の対象になるようなので、節税のため控除額の多い青色...
住居

遺品整理(1)大量のゴミを処分

母が亡くなってから間もなく、部屋の片付け遺品整理を始めた。取り急ぎは遺体や祭壇を置く場所が必要になるし、弔問客も来るのでそれなりのスペースが必要だった。レンタルしていた介護ベッドや簡易トイレ、車椅子、酸素吸入機など返却してから、まずは手始め...
お金

社会保険料の意味と金額を意識する

過去の源泉徴収票や給与明細を見ながら、自分が一体いくら社会保険料を収めているか調べてみました。まず、毎月の給与から引かれているお金が下記の通り。厚生年金保険料 健康保険料(協会けんぼ)介護保険料雇用保険料改めて思うが高い。。。この金額はどう...
お金

お金のことを真剣に考え始める

休職してからは「お金」のことばかり気にしていました。当面は傷病手当の受給によって生活できますが、いつまで続けられる訳ではありません。「もしも仕事に復帰できなかった場合、どうやって生活しよう・・・」そんな将来への大きな不安を埋めるため、眠れな...
生活

メルカリを利用してみた

メルカリを利用したキッカケは遺品整理だった。父母の住処にあった物は、殆ど人に譲るか捨てていたが、仏壇だけは私の部屋へ移すことになり、そのスペースを確保するため、我が家の使っていないモノを処分する事にした。最もスペースを占めていた電子ピアノは...
健康

うつ病(8)退職を決意

およそ1年ほど休職していたが、会社を辞めることを決意にした。理由はいくつかあるが、4月に娘が小学校へ入学するので、保育園のように朝から晩まで預ける所がない。私の副業(不動産賃貸)が毎月一定額を見込めるようになり、2年程度は続きそう。同じ会社...
健康

うつ病(7)今後の人生を考えてみた

休職期間が始まった頃は不眠症が続いてた。娘を寝かしつけた後、ずっと朝まで「うつ病の治し方」や「休職中の過ごし方」などの情報を収集していた事が多かった。当初は「いつまで休もうか?」「どうやって復帰しようか?」という事ばかり考えていたが、次第に...
健康

うつ病(6)向き合い方を改める

私はこれまで3度、うつ病により仕事を休職した。3度とも過労によるもので、ボロボロに擦り減るまで我慢して働くという事を繰り返していた。休職に至らないまでも振り返れば「あの頃も"うつ状態"だったなぁ」という時期が幾つかある。私はどんなに辛くても...
健康

うつ病(5)心療内科の選び方

始めて診療内科に通ってから10数年が経つが、これまで何度か病院を変えた。まずは通い易い所へ私が最初に通った診療内科は、職場の最寄駅にあるクリニックだった。理由は会社帰りに寄り易いからだ。家の近所にあれば申し分ないが、歯科は眼科と違って近所に...
健康

うつ病(4)身体に現れた症状

"うつ病"も人によって症状は様々かと思うが、私の身体に起きた症状を紹介。私はこれまで3回ほど、うつ病を発症して休職したが身体に現れた症状や変化は毎回少しづつ違った。認知機能の低下1回目の発症時は、管理職に就いて"サビ残地獄"の生活を続けてい...
健康

うつ病(3)休職中の生活

かれこれ1年ほど会社を休んでいる。どのように毎日を過ごしているか振り返ってみた。ルーティーン朝6時ごろ起床し、娘の朝食と保育園の支度。妻と娘を送り出した後、洗濯と掃除を済ませてから、夕飯の仕込み。その後の日中は自由時間。夕方に娘を保育園へ迎...
健康

うつ病(2)休職前の生活

休職する前はどんな生活をしていたか?、を振り返る。家庭での日課朝6時に起床し、娘を起こして朝食を支度。保育園への送りは妻に任せて会社へ出勤。仕事が終わると早足で保育園へお迎え。帰宅後に夕食を作り、娘をお風呂に入れてから少し遊んであげて21時...
健康

うつ病(1)ただいま休職中

会社員の私は今、およそ1年前から仕事を休職している。理由は「うつ病」。今回の休職は5年ぶり3度目。うつ病になった原因は3度ともに共通している。それは長期間に及ぶ過労状態だった。1度目はブラック管理職1度目の発症は28歳ごろ。比較的に早い年齢...
生活

45

45歳になった私の簡単なプロフィール。仕事:会社員。現在うつ病で休職中。もうすぐ退職予定。家族:妻と娘。独身の姉。両親は死別。老人ホームに祖母。住処:都内某所。借地・持ち家。住宅ローンあり。趣味:映画鑑賞。楽器演奏。料理。ダイエット。身長:...
お金

母の介護(9)経済的負担

両親は年金未払いだった私の両親は商店の個人事業主だったが、国民年金を納めていなかった。「どうせ長生きしないから」という父の考えで、母も結婚後が未納だったそうだ。数年前にこの事実を聞いたとき、とても頭が痛い思いをさせられた。父が脳梗塞で倒れて...
生活

母の介護(8)逝去から納骨まで

家族葬母の死後は、通夜や告別式は行わず身内だけで見送った。父に続き喪主を務めるのも2度目だったので、葬儀の段取りでは戸惑ったことは無かった。近所の葬儀屋へ相談して、母の遺体の着替えやお化粧をしてもらい自宅に安置。檀家としてお世話になっている...
生活

母の介護(7)亡くなる直前の様子

食事亡くなる1ヶ月くらい前からは顔や目に生気を感じなくなり、すっかり食欲も落ちていた。母が通っていた馴染みの喫茶店から、お気に入りだったココアとサンドイッチをテイクアウトしたが、全く口にしなかった。固形物はスッカリ食べなくなり、口にするのは...
生活

母の介護(6)緩和ケア病棟

自宅で母の介護を続けながら、緩和ケア病棟へ入院する準備も進めていた。決断人生の最期は、家族と共に自宅で過ごすのか、病院で手厚い看護を受けて過ごすのか、どちらが母には良いのだろうか?。答えは出ないまま迷っていたが、私も介護疲れで共倒れになって...
生活

母の介護(5)酷い救急外来

介護中は、何度か救急外来でお世話になることがあった。お医者さんや看護士さんには毎回とても感謝する。しかし、中には酷い病院もあった。救急車ある日、訪問中の看護師さんから「酸素濃度が低くなっていてチアノーゼの可能性がある」との報告を受けた。「チ...
生活

母の介護(4)正念場

2度目のガンマナイフ手術は成功したが、退院後の母の状態は急激に悪化していき、介護する私の体力と気力も日増しに衰えていった。認知症まず、認知症の進み具合が一気に加速した。時計が読めなくなり、時間の感覚が分からなくなると、窓から空の様子を眺めて...
生活

母の介護(3)介護サービスの利用

母のガンが進行して自立歩行が不可能になると、本格的な介護生活の準備を進めた。車イスのレンタルまず必要になったのは車イス。これが無いと病院へ連れていく事もできない。どうやって入手できるのか分からなかったが、ネットで「車イス 〇〇区」と検索する...
生活

母の介護(2)ガン治療を諦めてから

母のガンに回復の見込みがなくなってから終末医療に移行するまでの間、何をどうすれば良いのか分らなかった。大学病院の対応母は元々、間質性肺炎で大学病院へ通っており、そこでガンも発見した。ガン発見後も主治医は呼吸器内科の先生のまま変わらなかった。...
生活

母の介護(1)ガン発見と治療

2022年の6月、母にガンが発見・告知され、その約半年後に亡くなった。本当にあっという間だった。肺の近くに影を発見母は持病の間質性肺炎(肺の組織が徐々に硬くなる病気)で、近くの大学病院へ定期的に通院していた。ある日、レントゲンで肺の近くに影...
生活

父の最期

介護の始まり2013年の夏、父は脳梗塞を発症した。それから家族の生活は大きく変わった。当時の私は仕事に忙殺されつつ、同棲中だった彼女(現在の妻)との結婚の準備も進めていた。そんな時に、実家の母から父が入院したとの連絡があった。実家に戻って母...