2022年12月リリースした作品。9名体制では最後の作品。
Love Genic
MVもボーカルも百花ちゃん中心で、ダンスセンターは美咲ちゃん、なのだが「そんなのずるいじゃん」という強力なフックのおかげで、ミナミちゃんの曲という印象が強い曲。だが、私の一番のお気に入りは、ラップパートでの「チェキ!」や、最後の「ラーブ、ジェニック!」で聞こえる無邪気な少年のようなトアちゃんの声。
レザーアイテムを使った衣装は可愛らしくて好きなのだが、このMVでしか観た記憶が無い。やはり暑いし、踊りにくいのだろうか(^^;)。ダンスVでは、みんなスニーカーでスポーティな衣装の中、一人だけロングブーツでスカートの姿のトアちゃん。もしや衣装を忘れて私服で踊っているのかと想像すると、ジワる。
Bye-Bye-Bye
おはスタでの共演を機に、岡崎体育が作・提供した曲。どこか懐かしい感じがするサウンドで、90年代の匂いがする。ユーモア溢れる歌詞とは真逆のクールなダンスが、かっこいい。ダンスVの0:08ごろ、まるで浮いているかのように見えるキラちゃんの身のこなしに開始早々から痺れる。ラスト2:56ごろの首のアイソレなど、細かいディティールを入れる彼女のダンスから目が離せない。
UNCOOL
受験応援キャンペーンのタイアップ曲で、歌詞も学生を励ます内容になっている。それに即して学校内で撮影したMVだったが、全体的にダンスが観づらいため、ダンスVの方が楽しめる。2:30ごろからセンターに来るトアちゃんが、かっこいい。
公開当時は「この曲で9人の姿も見納めか…」と思ってしまい、あまり見る気になれなかった。今、改めて見ると、とてもカッコいい。5周年の代々木でも、素晴らしい演出だった。
あなたがくれた奇跡/ 鶴屋美咲&小川桜花
ライブで先行披露された曲を収録。magical2の「magical dream」を思い出すコンビだが、それとは全く異なる大人の曲。歌っているのは二人だが、キラちゃんのダンスも欠かせない曲。
点描の唄 / 隅谷百花
カバー曲ではあるが、とうとう我らの歌姫にソロ曲が出来て、とても嬉しかった。ライブやイベントでも披露する機会が多く、美咲ちゃんのピアノ伴奏付きや、桜花ちゃんとのデュエットなどのバージョンも有った。次はオリジナルのソロ曲を期待している。
パート割り

表注釈:色付=歌唱パートあり(サビ除く)、太字=歌唱パート多め、太枠=センター(または中心的存在)
2022年ごろにリリースした楽曲は、分量の差はあれど基本的には全員に歌唱パートがあり、ラップ班とボーカル班の分業も明確になってきたので、ボーカルに関しては意外性や新鮮味に欠けてきた、と当時は感じていた。しかし、メンバー個々のスキルを見せる機会も増え始めて、それを楽しんでいた。
YouTubeにUPしている美咲ちゃんのShout Babyのカバーが秀一。失恋について書かれた歌詞だが、私はこの曲には「マジメ過ぎるが故の生きヅラさ」を感じる。彼女のボーカルを通して、そういった心の叫びが聞こえて心臓がギュッとなった。とても気に入っているが重た過ぎて、調子の良い時しか聴くことが出来ない。
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