2000-2006 アメリカ 監督:ブライアン・シンガー、ブレット・ラトナー 出演:ヒュー・ジャックマン ★3.0
あらすじ
突然変異により特殊能力を持ったミュータント人類が増加。そんなミュータントに不安を抱く既存の人類との間には軋轢が生じ始めていた。。。
感想
「デッドプール&ウルヴァリン」が好評のようで、いつか観るためのシリーズ作品をさらい始めたのだが、1と2がツマラナイ!。我慢して見続けたら3作目でやっと面白くなってきた。
1と2については色々あるが一番悪い点は、アクションシーンがつまらない所だと思う。CGや演出が少し古臭く感じるのが仕方ないが、戦闘でのミュータント能力の使い方がへタクソで見ていてイライラするレベルだ。
例えば、ストームは天候を操ることができる強大な能力なのに肉弾戦では小回りが効かずあっさり倒されるし、特にサイクロプスが目から出る破壊光線を手動でON/OFFしている姿を見ると「手に光線銃を持って戦うより使い勝手が悪いじゃん!」とツッコミを入れたくなる。
まぁサイクロプスに関してはシリーズ全体を通して扱いが酷く、時期リーダー的なポジションなのに生意気なガキから成長もせず全く良い所を見せられず死んでゆく様は同情を通り越して、製作陣は何を考えているのだと疑ってしまう。
3で面白くなった理由も戦闘シーンが格段に良くなったからだ。キティVSジャガー・ノートは能力+頭脳戦という感じが日本のマンガのようで面白い。ウルヴァリンVSフェニックスの決着シーンはグッとくるモノがあった。監督が変わるだけでこんなにも変わるのだな。
シリーズ通して登場人物が多いので性格や関係性の掘り下げが浅くて感情移入し難い。ウルヴァリンとジーンとサイクロプスも三角関係はもう少し描いて欲しかった。ただ、敵であり旧友であるプロフェッサーとマグニートの関係性には少ない描写の中にB Lめいた雰囲気を感じとれて興味が湧く。これって原作もそうなの?
オマケ
このために「Disney+」に加入したのだが、検索機能が使い難く、音が小さくて不満!。
おそらく1ヶ月で退会するだろう。
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