ハウスメーカとの契約が終わると、お金のことで頭がいっぱいだった。住宅ローンはいくら借りられのだろうか?。毎月いくら返済するのだろうか?。金利は固定?変動?。減税処置でいくら戻ってくるのか?。などなど考えが巡り、シミュレーションを重ねる日々だった。
建築費用
住宅本体の建築費用は、およそ4500万円だった。
それに以下の費用を加えると、
- 借地更新および建替承諾料
- 解体工事費
- 地盤改良費
- 太陽光発電パネル
- 外構工事費
- 登記などの手数料
- 地震・火災保険料
- 家具・家電購入費
- 引越し代
合計で6500万円は超えたと思う。
それまで貯めていた私の銀行口座はスッカラカン。工期途中で追加費用が発生するたびに、生活費まで不足することを心配をしていた。
住宅ローン
住宅ローンの借入先の選定はパナホームに任せたが、自分でも借入先を探していた。しかし、借地であることを理由に断られることが多く、選択肢は限られた。金利が安めのネット系銀行は全滅。そんな中、実家の家業でお付き合いのあった某信用金庫から融資OKの回答がもらえた。
抵当権
どの銀行でも出される条件は「建物を抵当にすることは可能だが、それには土地所有者(地主)から書面による承諾を得なければならない」とのこと。
「あの怪しい地主代理人と、また交渉しなきゃダメか〜」と憂鬱になったが、仕方なく連絡をとると意外と早くに口頭による承諾の回答は得られた。ところが書面(抵当権承諾書)にするまで、それから2ヶ月以上かかった。
地主側は親族3人での土地の権利を保有しており、全員から署名・捺印をもらう必要がある。3人の所在は中部地方、海外、老人ホームとバラバラのため、それだけでも時間がかかるのだが、その一人が住む海外の国でストライキが起き、長らく郵便が止まってしまったのだ。書面の到着を待っている間は、ハウスメーカーや銀行から何度も催促の連絡が来るし、治安の悪そうな国だったので本当に日本へ届くのか心配していた。
審査
結局、ハウスメーカーが紹介した銀行で住宅ローンを組むことにした。手続き進めると、沢山の書類を作成する必要があり、署名・捺印作業だけでも疲れた。
書類審査が通過して面接を受けることになったのだが、少し困ったことが起きた。抵当にする建物の登記上の所有者は私と妻の2名する予定だったのだが、借地契約書の借主が父の名義になっているため建物所有者に父を加えるように銀行から指示がきた。それだけなら構わないのだが、銀行の面接審査には所有名義者全員で来るようにとのことだった。つまり、脳梗塞の後遺症で寝たきりの父も連れて来るように、とのことである。
それは無理な要求なので事情説明して交渉すると、面接審査は2回に分けてことになった。まずは私と妻2名が銀行へ行き、その後日、銀行担当者に父の家へ来て頂く形となった。父は寝たきりで会話も困難なので、面接と言っても実情は存在確認するだけだった。
契約成立
面接審査もパスすると、候補となる幾つかのプランやシミュレーションの説明を受け、自分たちに相応しいプランを最終選択することになる。私達は「借入5000万円、35年、変動金利、疾病オプション付き」を選択した。当時の経済状況はマイナス金利の影響で固定の金利がググっと下っていため(半年前より0.6%減)、とても悩んだが変動を選択した
書類準備や工事業者手配など全体的に工程が遅れていこともあり、ローンの支払いは入居前から開始することになってしまい、生活費不足の心配に拍車がかかった…。
ちなみに、当時の制度である「住宅エコポイント」は我々は取得できなかった。応募先着順のため財源が底を尽いたとのこと。もしも取得できれば30万のお得だったのに・・・残念。
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