2016-2018 アメリカ 監督:ティム・ミラー、デヴィッド・リーチ 出演:ライアン・レイノルズ ★2.5
あらすじ
結婚直前に末期ガンと診断された男が、最後の希望として怪しい組織からの提案に乗り、ガン治療と引き換えに人体実験を受けた。非人道的な実験により、ガンは完治し脅威的な再生能力も手に入れたが、醜い姿に変わってしまった男は、婚約者の元に戻ることも出来ずにいた。男は元の姿に戻る方法を探すため、怪しい組織のボスを捜索を始めた・・・。
映画『デッドプール』予告編
『アベンジャーズ』『スパイダーマン』を生んだマーベルコミックスの異色ヒーローの活躍を描く新作アクション。© 2016 MARVEL & Subs. © 2016 Twentieth Century Fox
感想
チューインガムのように味がしなくなるまで作り続けたX-MENシリーズ。長寿シリーズ作品となると、コメディやメタ・自虐ネタを多く含むパロディを作りがちだが、このデッドプールもその例に漏れなかった。
ストーリーはありがちな展開で(それすら作品内で自虐しているが)、キャラクターやユーモアに注力して作られていて、ユーモアのセンスが私に合わず1作目はイマイチな印象だったが、2作目は笑える部分が多くなり楽しめた。
他のX-MENシリーズよりも戦闘アクションシーンの見せ方に凝っており、年齢制限がかかるほど流血や人体損壊も多くて、やりたい放題な感じ。そのためか登場するミュータントも肉弾戦メインの能力の者達が多いので、日本マンガのような能力バトルは期待できないがアクション好きにはウケるだろう。
ただ、すごいアクションシーンを繰り広げても、主人公に再生能力が有ると分かっているから見る側に緊迫感は無いんだよな・・・。その点はウルヴァリンも同じだが、この作品はそれすらネタにするから尚更。
オマケ
“デッドプール&ウルヴァリン”の予習のためにX-MENシリーズ過去作を視聴したが、全体的にイマイチだったので当面は観ないことにした。そして”Disny+”も解約した・・・。
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