お金(1)真剣に考え始める

休職期間に入り始めた頃は「お金」の心配ばかりしていた。当面は傷病手当の受給によって生活できるが、いつまでも続けられる訳では無い。もしも仕事に復帰できなかった場合、どうやって生活しよう…。漠然とした将来への大きな不安を埋めるため、眠れない夜には闇雲にネットで情報収集をしていた。

世の中には様々な生き方・稼ぎ方をしている人達がいる。そしてネット上には有益な情報や経験を紹介してくれる人がいる。今まで会社員で給与所得の経験のない私にとって、知らない世界の情報を得る事ができた。失敗例や成功例、法制度の抜け道や裏技、思想や精神的な啓発、など実に様々。中には怪しいモノも多々あるので、正しく自分の目的に合致した情報を選択することは大事。

それらに触発されると、お金について勉強する動機も前向きになり、「理想の人生を叶えるために、今の仕事と収入を捨てて生活することは可能か?」という検討と計画に変わっていた。

会社員だけを続けていると社会保険や税金の仕組みなど知らなくても生活はできる。社会人になりたての頃、生命保険へ加入していたが真剣に考えず契約してしまっていた。定期預金や投資信託もしていない。自分はなぜ今までボンヤリ生きていたのだと思い始めると、まずは現在の「収入」と「支出」と「資産・負債」について、より正確に認識しようと考えた。

手始めに、過去の給与明細や源泉徴収票を引っ張り出して記載内容の意味や読み方を勉強した。最初は「収入と所得て何が違うの?」というレベルだったので、源泉徴収票なんか「わざと分かり難くしてるんじゃないか?」と思った。少し意味が分かってくると、社会保険料の金額がどのように決まるかや、税金を安くするための「控除」について興味を持つようになり、さらに勉強意欲が湧いてきた。

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